北野天満宮の見どころと所要時間は?修学旅行生へのおすすめも簡単に分かりやすく紹介!

北野天満宮は『天神さん』の愛称で親しまれる、京都で有名な神社です。

学問の神様として有名な、菅原道真公(すがわらのみちざねこう)を祀っており、たくさんの学生・受験生が参拝に訪れます。

そんな北野天満宮は、見どころもたくさん!

今回の記事では、北野天満宮のおすすめの見どころ所要時間を紹介します!

また、修学旅行生をはじめ、学生さんにおすすめの『学業成就スポットも紹介します。



北野天満宮について簡単に紹介

北野天満宮を参拝する上で知っておきたい歴史・ご祭神やご利益について簡単に紹介します。

北野天満宮の歴史

北野天満宮 鳥居

(2019年7月27日撮影)

北野天満宮のご祭神は、生前優れた学者、歌人であった菅原道真公(すがわらのみちざねこう)です。

その優れた才能により、右大臣にまで上り詰め手腕を発揮しますが…

道真公を疎んだ、左大臣『藤原時平』の陰謀により太宰府に左遷。

その二年後、無実を訴えたまま無念のうちに亡くなりました。

しかし、道真公の死後、道真公の左遷に関わった者をはじめ、皇太子までもが相次いで亡くなります。

また、日照りや落雷など様々な災害が続発…!

人々は、これらの天変地異が『道真公の怨霊の仕業』であると恐れました。

そこで、道真公の御霊を鎮めるためにもともと平安京の西北・天門の鎮めとして地主神が祀られていた地(天地すべての神々を祀っていた)に…

道真公をお祀りしたのが平安時代中期である947年のこと。

これが、北野天満宮のはじまりであると伝えられています。

現在、道真公を祀る神社は全国に約1万社ありますが、その多くはこの北野天満宮から御霊分けをした神社とのこと。

ですので、北野天満宮は『天神信仰発祥の地』と言われています。

北野天満宮のご利益

北野天満宮では、生前学問に秀でた菅原道真公を祀ることから、学問成就』のご利益があるとされ、毎年多くの学生・受験生が参拝に訪れます。

ちなみに、道真公が『学問の神様』として広く信仰されるようになったのは、寺子屋が普及した江戸時代以降だそうです。

かくいう私も受験生の時、北野天満宮で祈願し、第一志望校に合格できました!

学問の神様として有名な菅原道真公ですが、

なんとその御神徳は主なもので7つあります!

『農耕の神』『正直・至誠の神』『冤罪を晴らす神』学問・和歌・連歌の神』渡唐天神(ととうてんじん)』『芸能の神』『厄除の神』


北野天満宮の見どころ

北野天満宮の押さえておきたい見どころ【梅・北野天満宮の七不思議】について紹介します!

北野天満宮の梅

北野天満宮といえば、梅の名所

御神紋も星梅鉢紋といったように梅を形どったものとなっています。

境内に咲く梅は、なんと50種約1,500本!

正月明け頃から開花し、大体3月末頃まで楽しめます。

北野天満宮では例年2月初旬から3月下旬まで梅苑【別途入場料必要】が開苑されています。

毎年2月25日には梅花祭梅花祭野点大茶湯が催されるので、この日にあわせての参拝もおすすめ。

ちなみに、北野天満宮の梅は、境内自体にたくさん咲いてますので、梅苑には入らずとも楽しむこともできますよ。

梅苑入場料
【公開時間】9時~16時まで
【入場料】
大人:800円(中学生以上)
子供:400円
30名以上1割引
(但し25日、土・日曜、祝日を除く)
身体障害者 大人400円・子供200円

ちなみに夏には青もみじ(5月上旬~下旬)

秋には350本もの紅葉が楽しめる『もみじ苑』(10月下旬~12月上旬)が開苑されます。

上記の日程は、あくまで例年の大体の目安です。

料金などの最新情報も公式HPの情報を確認されることをおすすめします。

北野天満宮公式サイト:http://kitanotenmangu.or.jp/index.php


北野天満宮の七不思議

北野天満宮には昔から信仰の対象とされてきた『七つの不思議』があります。

参拝時、一つ一つ発見するのは楽しいですよ!

事前にチェックしておきましょう。

① 影向松(ようごうのまつ)

影向松 北野天満宮

(2019年7月27日撮影)

北野天満宮の一の鳥居くぐるとすぐ右手に、創建当時からあると伝えられる御神木の松があります。

立冬から立春前日までに初雪が降ると…

天神さまがこの松に降臨し、詩を詠むという伝説があります。

その伝説にちなみ、現在では初雪の日に『硯・筆・墨』が供えられ「初雪祭」の神事が執り行われます。

② 筋違いの本殿

地主社 北野天満宮

(2019年7月27日撮影)

一般的に、神社では参道の正面に本殿があります。

しかし、北野天満宮では境内摂社の地主社(写真右)が立っています。

こちらは、北野天満宮の創建以前からあった地主神社』の名残。

古くからの神様をたてて、本殿を正面に建てるのは避けたというわけですね。

北野天満宮 御本殿

(2019年7月27日撮影)

このことから、北野天満宮の本殿は『筋違いの本殿』と呼ばれています。

ちなみに、御本殿は八棟造(やつむねづくり)権現造り(ごんげんづくり)

という特色ある建築様式で造られており、国宝に指定されています!

③ 星欠けの三光門(さんこうもん)

三光門 北野天満宮

(2019年7月27日撮影)

こちらは、楼門と拝殿の間に建つ中門です。

さんみつもん、ではなく『さんこうもん』と読みます。

豪華絢爛な桃山時代の建築様式で、重要文化財に指定されています。

『三光(さんこう)』とは『日・月・星』の意味で、梁の間に彫刻があることが名の由来とのこと。

三光門 梁

こちらが『日』の彫刻

三光門 梁

こちらが『月』の彫刻

しかし、三光の一つである『星』の彫刻がどこにも見られません。

これには理由があり、平安時代、かつて朝廷があった大極殿から北野天満宮望むと…

この門の上に北極星が輝いていたとか…!

つまり星=天上の北極星というわけですね。

④ 大黒天の燈籠(とうろう)

大黒天の燈籠

(2019年7月27日撮影)

三光門の少し東南には、大黒天が刻まれている燈籠(写真左)があります。

1855年に質屋の「大黒屋」を中心とした組合によって奉献されたものだそうで…

大黒様の口に小石をのせ、落ちなければその石を財布に入れて祈るとお金に困らない』との言い伝えがありました。

小石をそっとのせて、皆様も運試ししてみては…?

こちらの『大黒天の燈籠』は、記事後半『修学旅行生へのおすすめ』でも紹介しています。

⑤ 唯一の立ち牛

北野天満宮 立ち牛

(2019年7月27日撮影)

北野天満宮では、神使が『』であることから、境内のあらゆる場所に牛の象や彫刻があります。

そのどれもが伏せている牛ばかりなのですが…

拝殿中央上の欄間(らんま)には、唯一立った姿の牛が見られます。

なぜこちらの牛だけが立っているのか…理由は不明だそうです。

↓牛が神使である理由、鎮座する牛の数・種類について知りたい方はご覧ください。

北野天満宮に牛の像がある理由は?牛の数は何頭?赤目の牛の理由も!

⑥ 裏の社(やしろ)

北野天満宮 裏の社

(2019年7月27日撮影)

北野天満宮の御本殿を参拝したら、必ず参拝したいのがこちら!

北野天満宮では通常の神社とは異なり、本殿の裏(背面)からも礼拝できるのです。

ご祭神は、天穂日命(道真公の祖先神)・菅原清公卿(道真公の祖父)・菅原是善卿(道真公の父)

御神徳は道真公と同じ『学業成就』です。

昔は、表だけでなく、こちらの「御后三柱(ごこうのみはしら)も参拝するのが常だったとか…

皆様も昔の作法に習い参拝されてみては…?^^

⑥ 天狗山

境内の北西に『天狗山』と呼ばれている小さな山があります。

室町時代の「社頭古絵図」(北野参拝曼荼羅)には、烏天狗が描かれているとのこと。

この北西の場所は昔から特に神聖な場所とされていたようです。

本当に天狗が出没したのかもしれませんね…!


北野天満宮の所要時間

北野天満宮 参道

(2019年7月27日撮影)

北野天満宮の一の鳥居から国宝である社殿まで実際に歩いてみたところ、およそ10~15分程度でした。

しかし、これはあくまで境内散策もすることなく、本殿への参拝した場合の時間です。

境内には、たくさんの撫で牛をはじめ、重要文化財や国宝の建築物もたくさん。

ゆっくり散策する場合、30分~1時間は必ずかかるとみておいたほうが無難です。

修学旅行生へのおすすめ

修学旅行生はじめ、学生さんにおすすめ学業成就』に関するスポットを紹介します!

撫でると頭がよくなる『撫で牛』

北野天満宮 牛

(2019年7月27日撮影)

北野天満宮では神使とされているため、境内には牛の像が数多く見られます。

牛が神使である理由ですが…

「道真公が丑年生まれであった」「亡くなったのが丑の月の丑の日だった」

など、諸説あるそうです。

これらの牛の像は、撫でるとご利益があるとされ『撫で牛』と呼ばれています。

学生さんにおすすめの撫で方は、『牛の頭を撫でた後に自分の頭を撫でる』というもの。

頭がよくなると言われていますよ!

ちなみに…

『自分の体の悪い場所を撫でたあと、牛の同じ場所を撫でる』と、

病気や怪我が治ると言われています。

撫で牛 赤目

(2019年7月27日撮影)

ちなみにこちらは赤目の撫で牛!

楼門をくぐってすぐの場所にあります。手水舎の近くです。

赤目を撫でると頭がよくなるとのうわさもあるそうで、受験生に人気ですよ。

一願成就の牛

北野天満宮 牛舎

(2019年7月27日撮影)

境内の北西にあるこちらの鳥居をくぐると、『一願成就のお牛』を祀る牛舎があります。

北野天満宮 一願成就 牛

(2019年7月27日撮影)

こちらは北野天満宮で最も古い撫で牛

一願成就の特別なご利益を得られるととても人気があります。

学生さんは、『学業成就』『受験合格を祈願される方がとても多く、受験シーズンは特に賑わっています。

一方方向だけでなく、四方からお参りできる形になっていますよ。

北野天満宮 絵馬

(2019年7月27日撮影)

背後にある絵馬掛け所には、毎年10万枚もの絵馬が掛けられるとのこと。

願いが叶ったあかつきには、お礼参りも忘れないようにしましょうね。

受験合格!?『大黒天の燈籠』

大黒天の燈籠 北野天満宮

(2019年7月27日撮影)

こちらは、記事上部で紹介したように、北野天満宮の七不思議の一つです。

もともとはお金の運試しがされていましたが…

大黒様の口に小石を乗せて、落ちなければ『合格する』と受験生の間で知られているそうです。

『落ちない小石』にかけて『試験に落ちない』という訳ですね。

受験生の方、資格試験を控えた方は、ぜひ願掛けしてみてくださいね!

修学旅行生対象のご祈祷

北野天満宮では、修学旅行生対象のご祈祷を受け付けてらっしゃいます。

クラス単位のご祈祷だけでなく、班単位のような少人数でも可能とのこと。

特別昇殿参拝祈祷【クラス単位】

祈願内容:合格祈願・身体健康・学力向上・スポーツ向上など

初穂料:5000円【1クラス】

ご祈祷後の撤饌(おさがり):

特別勧学木礼【クラスごと】

合格鉛筆・由緒書・特製しおり3枚セット【生徒一人ずつ】

班別昇殿参拝祈祷【班単位】

祈願内容:合格祈願・身体健康・学力向上・スポーツ向上など

初穂料:1000円【1人】

ご祈祷後の撤饌(おさがり):

勧学札・合格鉛筆・由緒書・特製しおり3枚セット・梅茶【生徒一人ずつ】

詳細は公式サイトをご確認ください。

北野天満宮公式サイト:http://kitanotenmangu.or.jp/index.php


北野天満宮へのアクセス

北野天満宮 鳥居

正式名称 北野天満宮
所在地 京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所
電話番号 075-461-0005
休日・休館 無休
楼門の開閉時間 4月~9月 5時~18時
10月~3月 5時30分~17時30分
*もみじ苑ライトアップ期間や正月等は夜間も開門
社務所・授与所 受付時間  9時~17時 (もみじ苑ライトアップ期間中は、9時~20時)
祈祷受付時間  9時~16時30分
受付場所 本殿前受付「授与所」
交通 京福電車『北野白梅町駅』より徒歩5分

市バス『北野天満宮前』下車すぐ

駐車場 あり 毎月25日は、縁日のため利用できない。

北野天満宮の見どころ・所要時間に関するまとめ

北野天満宮 境内

(2019年7月27日撮影)

北野天満宮には、撫で牛北野天満宮の七不思議など見どころがたくさんあります。

学問の神様、菅原道真公(すがわらのみちざねこう)を祀ることから、修学旅行生はじめ学生さんにおすすめの見どころもたくさん。

また修学旅行生を対象にご祈祷も受け付けてらっしゃいます。

所要時間は、本殿参拝だけでなく、境内を散策するなら、30分を最低ラインとし1時間はほしいところ。

見どころいっぱいの北野天満宮ですので、ぜひゆっくりと参拝なさって下さいね。