
京都市伏見区に鎮座する城南宮(じょうなんぐう)は、「 」として知られています。
そんな城南宮は、2月下旬頃になると、神苑内の「春の山」をはじめ約150本ものしだれ梅が咲き誇る、「梅の名所」です。
また、12月から3月にかけては、約300本もの椿が順に花を咲かせます。
毎年、しだれ梅の見頃に合わせて開催される「しだれ梅と椿まつり」
2020年の実際のレポ・たくさんの写真とともに、見頃や開花状況をはじめ、見どころを紹介します。
城南宮へのアクセスについても記載しておりますので参考になさって下さいね。
京都・城南宮の2020年の梅の見頃・開花状況は?
私が参拝したのは、2020年2月15日なのですが、暖冬の影響で例年より早い見頃を迎えていました。
2020年3月5日
→梅:半分以上散っている 椿:見頃
最新の開花状況は、城南宮公式HPのこちらのページで紹介されています。
(2020年2月15日 撮影)
ちなみに、梅の観賞時期を表す言葉は3つあり、それぞれに良さ・美しさがあります。
探梅(たんばい)…咲き始めから六分咲き
→咲き始めは花びらの色も濃く、活き活きとしている
観梅(かんばい)…見頃・満開
→甘い香りも立ち込め、圧巻の景色を堪能できる
惜梅(せきばい)…散り始め
→美しい花びらの絨毯を楽しめる
しだれ梅と椿まつり2020年の日程は?
しだれ梅と椿まつり2020年の日程・拝観料・拝観時間を紹介します。
下の基本情報に記載しているのが、もともと予定されていた「しだれ梅と椿まつり」の開催日なのですが…
今年は暖冬の影響で、開花が早まり、前倒しで2月15日(月)よりはじまりました。
散り初めも早くなると考えられますので、参拝を予定されている方は、早めに行かれることをおすすめします。
(2020年2月15日 撮影)
- 【日程】2月18日(火)〜3月22日(日)
- 【拝観時間】9時〜16時30分※受付終了は16時
- 【拝観料】大人600円 小・中学生400円
しだれ梅と椿まつり2020レポ!実際の写真とともに紹介
城南宮・しだれ梅と椿まつり(2020)に実際に足を運んできました!
数々の写真とともに、しだれ梅・椿をはじめ、見どころを紹介します!
(2020年2月15日 撮影)
ちなみに神苑の入り口は、授与所の左手にあります。
大人600円・小中学生400円の拝観料を支払い、チケットを受け取ります。
(2020年2月15日 撮影)
少し進むと、神苑案内図が書かれたパンフレットが置かれた机がありました。
神苑に咲く椿の種類(椿図鑑)についても記載されているので、見ながら拝観すると楽しめます。
(2020年2月15日 撮影)
咲き誇る圧巻のしだれ梅!
神苑に入ると、まるで別世界が広がっています!
まさに名前通りの『春の山』です。
(2020年2月15日 撮影)
150本もの咲き誇る梅のシャワーは豪華絢爛、薄紅や白色…それぞれ美しく見ていて飽きません。
(2020年2月15日 撮影)
薄べにの梅には華やかさ、白い梅には、清らかさを感じます。
(2020年2月15日 撮影)
下から見上げると、放物線を描いた梅の花のシャワーが降り注ぎます。
(2020年2月15日 撮影)
神苑内には小川も流れています。
(2020年2月15日 撮影)
白と薄べに色のコントラストも素敵…!
(2020年2月15日 撮影)
花びらの絨毯も美しい…まさに惜梅ですね。
(2020年2月15日 撮影)
しだれ梅だけじゃない!紅梅・白梅も
紅梅・白梅もしだれ梅に負けず劣らず、王道を往く美しさ!
(2020年2月15日 撮影)
(2020年2月15日 撮影)
満開の紅梅に、散り初めの白梅…どちらも素敵です。
(2020年2月15日 撮影)
室町の庭と桃山の庭の間に建つお茶席「楽水軒」の近くに咲く紅梅は、とても鮮やか…!
(2020年2月15日 撮影)
ちなみに、お茶屋の横の道は、利用者しか通ることができないので注意してくださいね。
(2020年2月15日 撮影)
椿も美しい!落ち椿も必見
城南宮は、梅だけでなく、椿の名所でもあります。
12月から3月にかけて、約300本もの椿が順に花を咲かせます。
こちらも見逃せません!
【↓これぞ椿!の城南椿(じょうなんつばき)】
(2020年2月15日 撮影)
【↓ピンク色が可愛らしい有楽(うらく)】
(2020年2月15日 撮影)
他にも様々な品種の椿が咲いていました!
(2020年2月15日 撮影)
花びらが多くまるでバラのような椿も…!
(2020年2月15日 撮影)
そして、「しだれ梅と椿まつり」を訪れたなら、写真におさめたいのが「落ち椿」
春の山を抜け、「平安・室町の庭」へと続く道を進むと…
(2020年2月15日 撮影)
しだれ梅と落椿を一枚の写真に収められるフォトジェニックなスポットがあるんです!
(2020年2月15日 撮影)
このエリアは大変人気で、皆さんカメラを構えて熱心に撮影していらっしゃいました。
(2020年2月15日 撮影)
写真撮影だけでなく、実際の目でじっくり見て楽しむのもお忘れなく!
(2020年2月15日 撮影)
梅が枝神楽・梅の花守りの特別授与
梅が枝神楽は、しだれ梅と椿まつりの期間中に開催されます。
梅の花の冠をした巫女さんが、神楽殿の舞台で、神楽を舞われます。
観覧・撮影は自由とのことです!
(2020年2月15日 撮影)
- 平日ー10時
- 土・日・祝日ー10時と15時
梅の花守りを授与された方は、巫女さんが神楽鈴にてお祓いしてくださいます。
(梅が枝神楽の際には、授与所ではなく、神楽殿にてお祓いして頂けます。)
初穂料(値段)は1000円です。
美容健康・招福が祈願できるとのことです!
しだれ梅と椿まつり限定の御朱印
しだれ梅と椿まつりの期間中、限定の御朱印が授与されます!
(2020年2月15日 撮影)
梅と椿の花輪をかたどった印を押して頂けます。
ちなみに、右上の押印は、太陽・月・星を表す城南宮の御神紋『三光の紋』です。
しだれ梅と椿まつりの御朱印は、御朱印帳に直接書いて頂くことができました。
初穂料は、300円です。
しかし、限定御朱印の授与期間中は、①城南宮の通常の御朱印と②境内社の御朱印は書き置きのみの授与となります。
↓城南宮の御朱印については、こちらの記事で詳しく紹介しています!
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限定販売!名物の椿餅(つばきもち)
城南宮の参道にて、松甫堂(しょうふどう)出店のもと、椿餅が限定販売されます!
中心部に黄色のおしべ・めしべをあしらった「白玉椿」を思わせる可愛い餅菓子です。
道明寺粉で皮をつくっているので、つぶつぶとした食感が特徴です。
中には餡が入っています。
椿餅は、2個 550円で販売されています。
口コミなども見ましたが美味しいと評判です…!
京都伏見の松甫堂 さんの椿餅が城南宮のご門前で出張販売されておりました。色々な椿の花に魅せられついつい手にして戴いてしまいました。美味しゅう御座いました。 pic.twitter.com/LMiIvlMBEc
— Tubakki (@YAEPPON) March 19, 2017
ちなみに…出店日は、城南宮公式サイトにて要確認とのこと。
- 慶樹園 090-3653-1568
- 松甫堂 075-601-1940(定休日:月・火曜日)
城南宮へのアクセス
梅が見頃を迎えると、駐車場は満車の状態が続くとのこと。(公式サイトより)
ですので、公共交通機関の利用がおすすめです。
(2020年2月15日 撮影)
電車でのアクセス
【最寄り駅】地下鉄・近鉄竹田駅
(2020.年2月15日 撮影)
JR京都駅より地下鉄・近鉄に乗り換え
↓(約7分)
竹田駅到着⑥出口
↓(徒歩約15分)
城南宮到着
バスでのアクセス
バスは決して本数が多くないので注意して下さい。
【京都らくなんエクスプレス】
京都駅八条口から「油小路城南宮下車」徒歩4分(平日)
京都駅八条口から「城南宮前」下車徒歩1分(土休日)
正式名称 | 城南宮 |
---|---|
所在地 | 京都市伏見区中島鳥羽離宮町7 |
電話番号 | 075-623-0846 |
休日 | 無休 |
参拝時間 | 9時~17時30分 |
神苑拝観時間 | 9時~16時30分※受付は16時まで |
交通 | 【地下鉄・近鉄】
『竹田駅』下車より徒歩約15分 【市バス】 『城南宮・城南宮道・城南宮東口』下車 |
駐車場 | 有(200台) |