
下鴨神社は、正式には賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)といい、京都最古の社の一つとして古くから親しまれてきました。
京都三大祭りの一つである『葵祭』もとっても有名ですし、下鴨神社の参道でもある『糺の森(ただすのもり)』もパワースポットとして人気。
とにかく見どころの多い神社ですが、下鴨神社はさらに…みたらし団子の発祥の地とも言われています!
名物のみたらし団子は是非食べておきたい一品。
実際に下鴨神社を参拝し、みたらし団子を食べてきました!
その体験を元に、みたらし団子発祥の由来や、有名店、そのお味や値段、賞味期限も紹介します^^
下鴨神社はみたらし団子発祥の地!その由来は?
(2019年6月15日撮影)
下鴨神社には、いくつもの境内社がありますが、その一つが『御手洗社(みたらししゃ)』
こちらのお社、井戸の上に立っていることから、『井上社(いのうえしゃ)』とも呼ばれています。
御祭神は、瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)
境内の案内地図には、『人々の罪汚れを祓い、心身を清浄にしてくださる神様』と書かれていました。
の神様として、信仰を集めています。
(2019年6月8日撮影)
この社の前に『みたらし池』があります。
京都三大祭りの一つ『葵祭り』において、斎王代が前日に禊を行う池としても知られていますが…。
実は、みたらし団子はこのみたらし池に由来するものだと言われています!
みたらし池に湧き出す水泡が一つ浮き…三つ四つと湧き出す水泡を団子に形取ったものだそうですよ^^
(2019年6月15日撮影)
水泡を団子に見立てる・・情景としてはこんな感じでしょうか?
(こちらの写真はみたらし池ではなく、御手洗社の手水舎で撮影したものです)
みたらし団子は、元々神前に備えるために作られたもので、祈祷後自宅に持ち帰って頂いたそうです。
(2019年6月15日撮影)
みたらし池より、このように御手洗川がはじまり南へと流れていきます。
みたらし団子の有名店はどこ?
みたらし団子発祥の神社を参拝したら、みたらし団子を食べずして帰れません…よね?
有名店はここ、下鴨神社門前茶屋の『加茂みたらし茶屋』です。
(2019年6月8日撮影)
下鴨本通りを挟んで神社の向かいにあります。
創業1922年(大正)創業の老舗甘味処です。
(2019年6月15日撮影)
下鴨神社『御手洗社』の提灯は、この加茂みたらし茶屋の奉納によるもの。
(2019年6月8日撮影)
ちなみにお店には、野外スペースもあります。
ゆっくりお茶できそうな雰囲気でいいですね^^
みたらし団子で有名な加茂みたらし茶屋ですが、メニューは他にもあります!
ぜんざい・あべかわ・磯巻・ところ天・わらび餅・・など充実していますね。
加茂みたらし茶屋のみたらし団子
湯気が立った状態、つまりアツアツの状態で運ばれてきました。
甘い香りが立ち込めて本当に美味しそう・・!
みたらし団子はこのように、はじめの一つと後の四つの間に隙間があります。
これは、人間の身体(五体)を意味したものだと言われており、加茂みたらし茶屋のみたらし団子の特徴です!
爪楊枝が刺さっている部分が『頭』になります。
団子の数は5つ×3本で15個と多いようにも思えますが・・
よくスーパーで売られている市販のみたらし団子よりも小ぶりなので、ぺろりと食べてしまえます。
食べやすい理由は他にもあります。
みたらし団子のタレが黒糖ベースのあっさりしたお味で食べやすい…!
この黒蜜が絶妙な甘さなんです。^^
このように、スプーンがついているので、たっぷりのタレと一緒に頂けます。
みたらし団子の値段は?
団子3本=一人前で、420円です。
お茶のサービスもついてきます。
ちなみに、頂いたお茶はあたたかいほうじ茶でした。
みたらし団子は持ち帰りできる?
名物のみたらし団子。
『せっかくだから、家でも食べたい!』『家族にも食べさせてあげたい!』
と考える方も多いことでしょう。
ご安心ください!
加茂みたらし茶屋では、みたらし団子の持ち帰りが5本より可能です!
5本入りー600円
10本入りー1200円
15本入りー1800円
私も家族へのお土産として持ち帰り用(5本)を購入しました。
購入した時点では、とてもホカホカして温かかったです。
作り置きではないようですね。
包装紙には、下鴨神社の『楼門』が描かれています。
(2019年6月8日撮影)
実際の下鴨神社の楼門がこちら。朱塗りの鮮やかな門です。
重要文化財に指定されていますよ。
…帰宅後、この楼門が描かれた包装紙を開封してみました!
家族によって一本抜かれた後の写真ですが、、、苦笑
包装紙を開けると、竹皮に包まれたビニール袋の中にたっぷりのタレと一緒にお団子が入っています。
みたらし団子ですから、タレがちゃんと入っているのは嬉しいですね!
ちなみに冷めた場合は、袋に入れたまま湯煎すると美味しく頂けるそうですよ。
みたらし団子の賞味期限
こちらは、購入したみたらし団子に書かれていた消費期限。
購入日が6月8日でしたので、その日の内に食べないといけません!
お店の方にもお尋ねしたところ
『 当日中に召し上がって下さい 』とのことでした。
つまり、賞味期限=消費期限=当日中ということですね。
ですので、翌日、また数日後にお土産として渡すのは難しいと思われます。
加茂みたらし茶屋の営業時間・定休日・アクセス
【店名】加茂みたらし茶屋
【所在地】〒606-0816 京都府京都市左京区下鴨松ノ木町53
【電話番号】075-791-1652
【 FAX 】075-722-0950
【営業時間】
[平日]9:30~19:00
[ラストオーダー]18:30
[土日]9:30~20:00
[ラストオーダー]19:30
【定休日】水曜日※祝日営業
【交通】下鴨神社バス停前(市バス4・205系統)
【駐車場】無し
※情報は変更の可能性がありますので、最新情報は店舗にお問合わせください。
下鴨神社参拝後、加茂みたらし茶屋に立ち寄る際のアクセスを紹介します。
下鴨神社の西参道から、北大路通りに出ます。
(↑境内にある看板地図を編集致しました)
地図の★マークの地点になります。
ここから横断歩道を渡って右へ。
下鴨本通りを横断し、そのまま真っ直ぐ進みます。
すぐに到着します!下鴨神社から徒歩約2~3分です。
下鴨神社バス停からもすぐです。アクセス抜群ですね!
下鴨神社へのアクセス
正式名称 | 下鴨神社 |
---|---|
所在地 | 〒606-0807 京都府京都市左京区下鴨泉川町59 |
電話番号 | 075-781-0010 |
休日・休館 | 無休 |
拝観時間 | 境内自由 |
開閉門時間 | 5:30~18:00(夏時間)
6:30~17:00(冬時間) |
交通 | 京都駅より市バス4番・205番『下鴨神社前』下車
京阪『出町柳駅』より徒歩12分 |
駐車場 | 有り【有料】 |
下鴨神社名物みたらし団子に関するまとめ
みたらし団子発祥の地、下鴨神社を参拝した後は、有名店である加茂みたらし茶屋に立ち寄り、みたらし団子を頂きましょう!
アクセスも抜群、値段もよし、何よりお団子が美味しいですよ。
持ち帰りも5本から可能なので、ご家族へのお土産にもぴったりです。
ただ賞味期限・消費期限は当日中ですので、その日に召し上がりましょう!