
京都市東山区に鎮座する、京都えびす神社(京都ゑびす神社)は、別名『京のえべっさん』として親しまれ…
日本三大ゑびすの一つに数えられています。
栄西禅師によって建立されてから800年という歴史のある神社で、商売繁盛のご利益で有名です。
そんな京都ゑびす神社を実際に参拝し、御朱印を頂いてきました。
今回の記事では、京都ゑびす神社の御朱印の種類や値段をはじめ、授与場所・受付時間について記載しています。
またオリジナルの御朱印帳の有についてですが、2019年11月現在では、
京都ゑびす神社の見どころについても紹介しているので、参拝前の参考になさってくださいね。
京都えびす神社の御朱印の種類・値段
京都ゑびす神社の御朱印は2種類です。
京都えびす神社の通常の御朱印
京都ゑびす神社にて頂ける通常の御朱印です。
(2019年10月27日 撮影)
【タイプ】片面(1面)
【初穂料(値段)】300円
こちらの御朱印は、御朱印帳に直接書いて頂けます。
商売繁盛という文字や、鯛の押印が素敵です。
福がやってきそうですね!
※御朱印の種類・値段などは変更の可能性があります。
最新情報は京都ゑびす神社にお問合わせ下さい。
都七福神めぐりの御朱印
各七福神を祀る社寺を巡って頂く御朱印です。
専用の色紙を頂き、以下の七社寺を巡ります。
【えびす神】=京都ゑびす神社
【大黒天】=松ヶ崎大黒天
【毘沙門天】=東寺
【弁財天】=六波羅蜜寺
【福禄寿神】=赤山禅院
【寿老神】= 革堂
【布袋尊】= 万福寺
【専用色紙の初穂料(値段)】1500-2000円
専用の御軸・大護符(色紙)の大きさ・デザインは、社寺によって異なります。
【御朱印の初穂料(値段)】300円
都七福神めぐりの対象の7社寺のうち、半分が創建から1000年以上経つ歴史ある社寺です。
御朱印は通年受け付けていますが、『参拝すれば七難去り福を授かる』といわれる新春に巡る人が多いとか。
参考文献:日本の信仰がわかる 神社と神々
都七福神巡りの詳細はこちら(七福神巡り公式HP)にてご確認下さい。
京都えびす神社のオリジナルの御朱印帳の有無は?
京都ゑびす神社では、冒頭でもお伝えしたように…
残念ながらオリジナルの御朱印帳の授与はありません。(2019年11月現在)
ですので、御朱印を頂く方は、事前に御朱印帳を用意しておきましょう。
現在ではオリジナルの御朱印帳の授与はありませんが、これから頒布されるといいですね。
御朱印の授与場所・受付時間
(2019年10月27日 撮影)
【授与場所】授与所
【受付時間】午前9時~午後16時30分
授与所は二の鳥居(えべっさんのお顔がある)をくぐり、すぐ左手にあります。
奥には本殿が見えます。
※御朱印の授与時間は変更の可能性があります。
最新情報は、京都ゑびす神社(公式HP)にてお問合わせ下さい。
京都えびす神社の見どころ
京都ゑびす神社参拝の体験をもとに、京都ゑびす神社の見どころをまとめました。
(2019年10月27日 撮影)
予備知識があると、より楽しい参拝ができるはず・・!
参拝前の参考になさってくださいね。
- 二の鳥居の福箕
- 珍しい参拝方法
- 財布塚・名刺塚
- 境内社
の順に紹介します。
1.二の鳥居の福箕
京都ゑびす神社を訪れたら、参道に立つ二の鳥居の上部に注目!
鳥居上部には福箕がついており、えべっさんの大きなお顔が…!
(2019年10月27日 撮影)
こちらの福箕に賽銭が入れば、願いが叶うと言われています。
ちなみに、『箕(み)』とは、脱穀の際に殻(から)や塵(ちり)を振り分けるための農具のこと。
(2019年10月27日 撮影)
結構高さがあるので、難しそうです…。
でも、お賽銭が入っているのが見えるということは、成功している方がいるということですね…!
すごい!
ちなみに、たくさんの参拝客が訪れる十日ゑびす大祭期間中は、投げることができないそう。
(2019年10月27日 撮影)
ちなみに、参道右手にもえべっさんがいらっしゃいます。
恵比寿様は、七福神で唯一日本出身の神様。
海からやってきて福をもたらす神様で、釣竿をもち、鯛を抱えています。
2.京都えびす神社の珍しい参拝方法
京都ゑびす神社には、ちょっと珍しい参拝の仕方があります。
(2019年10月27日 撮影)
二の鳥居をくぐり、参道を歩くと御本殿があります。
どこの神社においても同様ですが、まず、御本殿を参拝しましょう。
ちなみに、京都ゑびす神社の御祭神は…
- 八代言代主大神(やえことしろぬしのおおかみ)
- 大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)
- 少彦名神(すくなひこなのかみ)
商売繁盛・家運隆昌・ などのご利益で知られています。
本殿参拝を終えたら、そのまま左側奥へ進みます。
(2019年10月27日 撮影)
右側に再度、えべっさんを参拝できる場所があります…!
何でも、えべっさんはご高齢のため耳が遠く…
戸を叩き、再度参拝を知らせ、お願い事を聞いて頂く必要があるんだとか。
(2019年10月27日 撮影)
えべっさんの肩をたたくつもりで優しくノックするようにとのことです!
(2019年10月27日 撮影)
3.京都えびす神社で財布供養!?
一の鳥居をくぐり、すぐ右手奥に注目です。
京都ゑびす神社では、長年愛用した名刺・財布に感謝し供養できる塚があります。
(2019年10月27日 撮影)
左側が『財布塚(さいふづか)』右側が『名刺塚(めいしづか)』です。
年に一度(9月第4日曜日)に古くなった名刺や財布をお焚き上げして供養する感謝祭が行われます。
新しい名刺や財布を迎える際はこちらで、供養してみては…?
(2019年10月27日 撮影)
ちなみに…財布塚は、パナソニック(松下電機)創業者である松下幸之助の寄進によるものだとか。
塚の右側に名前が刻まれています。
京都ゑびす神社の財布塚、松下幸之助の奉納か修繕かそんな感じらしい pic.twitter.com/iHDjGBkAdU
— ritsuka (@ritsukaPya) January 9, 2017
4.京都えびす神社の境内社
京都ゑびす神社の境内社を紹介します。
(2019年10月27日 撮影)
ご祭神は、すがわらのみちざねこう)』
で知られる『菅原道真公(拝殿左には、道真公の神使である撫で牛、臥牛(がぎゅう)がいます。
ちなみに、臥牛とは横たわった牛のこと。
(2019年10月27日 撮影)
小松天満宮の左側に鎮座する白太夫社。
ご祭神は、渡会春彦(わたらいはるひこ)といい、道真公の守役であったと伝えられています。
白太夫の呼び名は、若かりし頃から白髪であったことに因んでいるとか…。
安産・子宝のご利益があるとされています。
(2019年10月27日 撮影)
本殿の右側奥には、左より八幡神社・猿田彦神社・岩本社が鎮座しています。
ご祭神は、それぞれ『八幡神・猿田彦大神・在原業平』です。
在原業平(ありわらのなりひら)は、平安時代の貴族であり、有名な歌人ですね。
京都えびす神社へのアクセス
京都ゑびす神社は、花街である『宮川町』のすぐ近くに鎮座しています。
ですので、参拝時に立ち寄ると、京町家の美しい景観も楽しめますよ。
正式名称 | 恵美須神社 |
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所在地 | 京都府京都市東山区大和大路通四条下ル小松町125 |
電話番号 | 075-525-0005 |
休日 | 無休 |
参拝時間 | 拝観時間:8:30~17:00 ※祭典時は変更あり |
御朱印受付時間 | 9:00~16:30 |
交通 | 【市バス】
『四条京阪前』下車 徒歩約5分 【京阪】『祇園四条駅』より徒歩約6分 【阪急】『河原町駅』より徒歩約8分 |
駐車場 | 有(2台のみ) |
京都えびす神社の御朱印・御朱印帳に関するまとめ
京都ゑびす神社で授与されている御朱印は2種類。
- 通常の御朱印
- 都七福神めぐりの御朱印
京都ゑびす神社の通常の御朱印は、御朱印帳に直接書いて頂けます。
初穂料(値段)は、300円です。
2019年11月段階では、オリジナルの御朱印帳の頒布はありません。
授与所の受付時間は、午前9時~午後16時30分。
(最新情報は京都ゑびす神社にお問合わせ下さい)